Linuxコマンドの紹介です。ここで紹介しているコマンドを
一つでも多くマスターすると、Linuxを使うのがとても楽になります。
これで、あなたもLinuxサーバー管理者への一歩を踏み出せます。




No.014
  ファイルの種類を表示する


■-- 文法 --■

file ファイル名

            例)
                fileout.txt
                  ファイルの種類を表示する。実行結果 out.txt: ASCII text
                  ※▲はスペースを表してます。





オプション

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実行例







ls -l         ←ファイルの詳細を表示します。 合計 12 -rw-rw-r-- 1 snoopy snoopy 14 11月 18 23:10 pakira.txt -rw-rw-r-- 1 snoopy snoopy 7 11月 18 23:10 temp.dat drwxrwxr-x 2 snoopy snoopy 4096 11月 18 23:08 test $ file pakira.txt   ←ファイルコマンドでpakira.txtの種類を表示 pakira.txt: ISO-8859 text   ●pakira.txtが文字コード「ISO-8859」でテキストファイル    ということがわかります。 $ file temp.dat temp.dat: ASCII text   ●temp.datが文字コード「ASCII」でテキストファイル    ということがわかります。 $ file test test: directory   ●testがディレクトリということがわかります。 「file」コマンドはその指定したファイルがテキストファイルなのか、ディレクトリ なのか、またはバイナリファイルなのかというファイルの種類を確認する時に 使用します。 たとえば、ファイルを開いて内容を確認したい場合、そのファイルがテキストで 書かれたファイルなのか、バイナリなどの実行ファイルなのかわからない場合が あります。ファイルサイズが小さい時はよいのですが、サイズが大きいバイナリ ファイルを開いてしまった場合。Linuxがフリーズすることがたまにあります。 それを防ぐときなんかにも使えます。 GUIベースでLinuxを使用するとそれほど、使用頻度は高くはないでしょうが、CUI ベースになると、中にはディレクトリなのか、ファイルなのか判別が付かない場合 があります。そのようなときに使用すると便利です。もっといろいろなファイルの 種類がひょうじされますので、試してみると面白いですよ


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