ロードバランサ(負荷分散装置) パソコン用語 IT用語辞典 キーマンズネット

ロードバランサ(負荷分散装置)

ロードバランサ（負荷分散装置）はその名前のとおりサーバーの負荷軽減のために利用するものと考えられてきた。また得られる効果としては特にWebサイトのレスポンスタイムの速さが確保できることについて注目されてきた。
しかし最近ではそのこと以上に、可用性や耐障害性を高めるための装置としての側面がクローズアップされることが多い。キーマンズネット会員アンケート（別項に調査結果あり）でロードバランサの利点について尋ねたところ、「キャパシティを容易に拡張できる」（18.6％）ことよりも、「耐障害性が向上する」（35.1％）または「可用性が向上する」（27.4％）という面に関心がシフトしていることが見てとれる。Webの利用環境が変化する中で、ロードバランサの性格や重要性も従来とは変わってきているのだ。現在、ロードバランサ導入の目当てとなっているのは次のような点である。



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