WAN接続口と広域イーサ概要
WANとインターフェース
第17回講座以降、WANが、離れた場所に構築されたLAN同士を相互的に接続したり、広域に点在する多拠点同士のデータ通信などを容易に実現する広域ネットワークであることを説明してきた。今回は、WANに対する接続部分に注目することで、WANの理解をさらに深めていくことにしよう。
WANには多くの種類が存在し、各々のWANでは、独自のプロトコルが採用されている。このためWANを利用するには、まずこれらのプロトコルに準じた接続を行う必要がある。ただ、ユーザーが接続するたびにプロトコルを考慮しなければいけないとなると、使い勝手が悪いうえ、ユーザー側の操作がWANに何らかの影響を与える可能性もある。
そこでWANでは、規格化された接続仕様を採用し、これに準じてさえいれば、どのような機器を用いたとしても接続できるような仕組みを定めている。このような、物と物との接続条件をインターフェース(interface)と呼ぶ。
ユーザーがWANを利用する場合、これらのインターフェースに準じた機器を介しさえすれば、比較的容易にWANへの接続が可能となるわけだ。
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WAN接続口と広域イーサ概要
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