プロジェクターとは
ここ数年で、簡単に持ち運びでき、オフィスの蛍光灯の下でも見やすい高光出力のプロジェクタが次々に開発され、社内の移動から出先まで場所を選ばず幅広く利用されるようになってきました。
【CRTプロジェクタ】
RGB(赤・緑・青)それぞれの陰極線管(CRT)からの光線を直接スクリーンに投影する方式。従来はこの方式が主流であったが、「3管の微調整が難しい」「設置後の移動が容易にできない」「高価で大きな設置場所が必要」などの理由により、現在では、大会議室やホールなどでの利用が中心。
【液晶プロジェクタ】
5年ほど前に登場し、現在はこれが主流となっている。原理は液晶モニターと同じで、背後から光を当て、液晶シャッターと3原色フィルタを組み合わせたパネルを透過し拡大投影することなどにより大画面を得る方式。
※ビクターの「D-ILA素子」のように反射型液晶を利用する製品も一部ある。
【DLPプロジェクタ】
最近注目されている方式。DLP(Digital Light Processing)とは、1999年アメリカのテキサス・インスツルメンツ社が開発したDMD(Digital Micromirror Device)という微小な鏡を配置し、その鏡を毎秒数千回の速度で動かすことにより画像を描くもの。液晶プロジェクタのように小型化が可能で、かつ光を鏡によって反射させる方式のため、光の減衰が少なく高コントラストが得やすいという利点がある。
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プロジェクター IT用語辞典
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