オペレーションの自動化
「オペレーション」という言葉はさまざまに使われるが、ここで言うオペレーションとは、情報システム部門のセンターに常駐しているオペレーターが行うすべての仕事のことである。オペレーターの仕事はどのシステムでもおおむね次のようなものだ。
● システムの監視
● 監視システムでの異状発生時の一次対応
● システムの起動・終了
● バッチジョブの起動
● 情報のバックアップ(テープ交換など)
● 帳票出力プリンタへの用紙補給など
● 出力帳票の仕分けなど配布前の作業
メインフレームを利用しているシステムの場合、1ホスト当たりに最低1人のオペレーターが常時張り付いてコンソールでメッセージの監視を行いながら他の仕事を行っているのが従来からのマシンルームの日常だった。
一方、現在ではメインフレーム系のシステムだけで事足りる企業はむしろ少なく、地理的に離れた拠点やフロアなどで多くのサーバーがそれぞれの業務を行うオープン系のシステムが増加を続けている。こちらの場合はサーバーの面倒を見る専任のオペレーターがいる場合は非常にまれで、各サーバーに対して業務部門の担当責任者を決めて、通常業務と兼務する形でオペレーションを行っているほうが普通である。
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オペレーションの自動化
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