SOAの本質を見極める【後編】
ここでは、ビジネスアナリストなどのビジネスユーザーが業務プロセスの定義を行う。従来はベンダー独自のグラフィカルなツールを用いて、モデリングを行うケースが多かったが、デファクトと為り得る技術が登場してきた。それはBPMI.orgで策定されたBPMN(Business Process Modeling Notation)である。
BPMNは、ビジネスユーザー向けに開発されたビジネス・プロセス表記の標準であり、BPEL(Business Process Execution Language)に代表されるビジネス・プロセスの実行言語をサポートしている点が特徴である。BPMNでモデリングを行った後は、BPELコードへのマッピングが容易に行える。既に、IBMやSeeBeyondがBPMNに準拠したモデリングツールをリリースしている。
尚、現在、UML(Unified Modeling Language)の策定を進めるOMG(Object Management Group)でもBPDM(Business Process Definition Metamodel)というビジネス・プロセスを定義できるメタモデルの標準化を進めており、今後、この2つの仕様がUMLの世界で融合していく可能性も囁かれている。
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