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07.Linuxの資格 - もっとLinuxを理解したい
Linuxを使っていくと、その面白さにどんどんハマってしまうと思います。
そうなると、「もっと実力をあげたい」、「Linuxについてもっと知りたい」
という気持ちになってきます。
そうなったら、今度はLinuxの資格取得を目指すのも良いですよ。
Linuxにもいろいろと資格がります。
それぞれ、難易度もありますが、資格なのでそれなりの知識が必要になります。
「 もっと、上を目指したい! 」
という向上心があるなら、ぜひ挑戦してみてください。
この中のひとつでも資格を取得できたなら、もうあなたはLinux初心者ではありません。
▼ LPI認定資格
Linuxプロフェッショナル協会が実施している世界共通のベンダーニュートラル資格です。
いま一番Linuxの資格の中で認知度があり、人気の高い資格です。
LPI試験にはレベル1(基礎)、レベル2(中級)、レベル(上級)3の三つがあります。
レベル毎に2つの試験に合格しないと認定がされません。
この資格の最大のメリットは、どんなLinuxにも通用するスキルが身に付くという点です。
Linuxプロフェッショナル協会は、非営利団体ですので、ディストリビューションに影響
されない知識が身につきます。
Linuxを基礎から覚えたいという場合には、この資格が一番良いでしょう。
取得オススメ度:★★★★★
▼ LPI資格取得対策はこちら!
インターネットで受講できるLPIC対策講座が登場
オススメ度:★★★★★
Linux初心者でもLPI認定試験に合格できる!
オススメ度:★★★★
▼ レッドハット認定エンジニア
RHCE(Red Hat Certified Engineer:レッドハット認定エンジニア)は、
レッドハットが世界共通で実施している認定資格です。
実務的なスキルを測る実技試験を中心に、ネットワークサービス分野においてRed Hat Linuxを
確実にセットアップして管理する能力がテストされます。
内容は、Red Hat Linuxのインストールからネットワークサービスの設定、セキュリティ、
システム管理、トラブルシューティングなど多岐にわたり、ある程度、Linuxの実務経験を積んで から挑戦する資格になります。
初心者がいきなり、取得をするのは難しいでしょう。
取得オススメ度:★★
▼ ターボリナックス認定エンジニア
Turbo-CE(ターボリナックス認定エンジニア)は、ターボリナックスジャパンが実施している、
Linuxエンジニアのための資格制度・支援プログラムです。
対象としては、システムエンジニア・システム管理者・セールスエンジニアなど、Linuxの
導入、 サーバの構築に従事している技術者を想定しています。
試験としては、Linuxやオープンソースソフトウェアに関する基本的な知識を問われるものが多く、 入門レベルのエンジニアが各分野の基礎的な知識を幅広く確認できるような形になっています。
レッドハット認定エンジニアよりは、難易度は高くはない印象はありますが、やはりこれも実務経験を ある程度積んだ人向けの資格になり、初心者の人がいきなり取得を目指すのは厳しいでしょう。
取得オススメ度:★★★
総評: 初心者でLinuxの資格取得をめざすなら、LPI認定資格からはじめるのが良い
ですよ。