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  『Apacheでマイwebサーバーをつくろう!1』 〜 Apacheとは? 〜

今回から、Apacheを使ったWebサーバーの設定方法をご紹介します。

実際の設定に入る前に、Apacheとは何なのか?Webサーバーとは
何なのか?を簡単に説明します。


■Webサーバーとは?
ホームページをつくった事がある方なら、わかるかと思いますが、あなたが作った
HTMLファイルを表示するために動くのが、Webサーバーです。

あなたが、ホームページを苦労して作っても、それを表示させるWebサーバーがなけ
れば、インターネットに公開することはできません。

また、たとえば、あなたが、Yahooや、大好きな映画のサイトにアクセスした時、そ
のアクセスの要求を受けてホームページの情報(HTMLファイル)をあなたのパソコン
に送信する役目をしています。

※ホームページの情報を表示する役目はWebサーバーではなくパソコンのブラウザが
 しています。

簡単にいうと、あなたか作ったホームページを見に来た人に、ホームページのデータ送信す
るのがWebサーバーの役目です。

■Apacheとは?
簡単にいうと、先ほど説明した、Webサーバーの仕組みをつくるための
ソフトウェアです。
(HTMLファイルを送信する為のソフトウェアといってもいいかもしれませんね)

Apacheのほかに有名なWebサーバーソフトといえば、マイクロソフトのIISが
あります。少し前まで、IISのセキュリティーホールを狙った
ウイルスが流行ったりしてましたね(^^;

Apacheの特徴としては、次の点があります。

 1.オープンソースであり、フリーソフトである
 2.Webサーバーの約60%のシェアを誇る(実績No.1)
 3.オープンソースのため、セキュリティーへの対応が早い

これらの理由がApacheの人気を支えているといっていいでしょう。

ここで、重要なのが、オープンソースであり、高いセキュリティー
を誇っているという点です。

      これは非常に重要です。

24時間365日稼動しつづけるサーバーにとって、セキュリティーはもっとも重要な
項目のひとつです。
サーバー管理者なら、常に外部から、何らかの攻撃を受けているとおもっておい
たほうがいいでしょう。

実際、私の自宅にあるサーバーにも、今でも、Nimdaウィルスが攻撃を仕掛けよう
としたログが出てきます(^^;

「Nimdaウィルス」
http://www.trendmicro.co.jp/nimda/


Webサーバーに限らず、何らかのサーバーを構築する方は、常にセキュリティー情報
をチェックして、自分のサーバーが外部からの攻撃を受けても大丈夫なように、常に
心がけることが必要です。
その為に、Apacheはオープンソースで、セキュリティー性が高いので、Webサーバー
を構築するにはオススメのソフトウェアです。


■Apacheのバージョン
現在、Apacheには2系統のバージョンが存在します。
「Apache 1.3」系と「Apache 2.0」系と呼ばれているものです。

2.0系の特徴としては、1.3系を拡張したものと考えてもらえばいいでしょう。

たとえば、パフォーマンス向上のためのマルチスレッド化、次世代プロトコル
IPv6への対応、Windowsへの正式対応などがあります。
その為に、ソースを書き直したりもしてるようですが・・・。

詳しくはこちらをごらんください。
http://httpd.apache.org/docs-2.0/ja/

とりあえず、このサイトでは情報量の多い「Apache 1.3」系を取り上げて、
ご紹介したいと思います。

もちろん、今後「Apache 2.0」系も取り上げる予定です。


お楽しみに!!


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