初心者のあなたが０からLinuxをはじめるには、絶対本が必要です。

どうせなら、CD付きの良い本を買うところからはじめれば、時間の節約にも
なるし、すぐにインストールできるので、私は決してこのCDを作るという
ことはオススメしません。

でも、こうゆうふうにしたらインストールCDが作れるということを
知識として知っていてもいいと思います。

そのために今回、このインストールCDを作る方法を紹介します。

■用意するもの
・空のCD-R(700MB)　3枚
・ライティングソフト(ISOイメージを書き込めるもの)
　私の場合は「Nero Express」を使いました。

 nero Express DVD キャンペーン版
　↑↑今だけのキャンペーン価格だそうです
 nero Express DVD

　ISOイメージを書き込めるものなら何でもＯＫです。

■LinuxのISOイメージファイルをインターネットからダウンロードする
ダウンロードするにはLinuxのISOイメージファイルが置かれているサーバーに
FTP接続してダウンロードします。

普通はFTPソフトを使うのですが、今回は勉強も兼ねて、DOSプロンプトから
FTPコマンドを打ってダウンロードしたいと思います。
(「Linuxコマンド　Topics」なんで、コマンドの練習だと思ってください(^^))

１．ＤＯＳプロンプトを開く
XPの場合には「アクセサリ」から「コマンドプロンプト」になります。
私の場合は「Cドライブ」の「down」フォルダへLinuxのISOイメージファイルをダウンロード
しますので、「cd down」と入力して、フォルダを移動します。

２．FTPコマンド入力して、LinuxのISOイメージファイルをダウンロードする

ここからは、実際にFTPコマンドを入力してファイルをダウンロードします。
色が変わっている箇所がコマンドを入力する箇所ですので、そのとおりに実行
してみてください。

ちょっと、いつもと違って、自分がプロっぽくなった気になれますよ(^^
そう思うのは私だけ！？(笑)

■ダウンロードするファイル
　yarrow-i386-disc1.iso
　yarrow-i386-disc2.iso
　yarrow-i386-disc3.iso

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C:\down>ftp ftp.kddlabs.co.jp　←「ftp ftp.kddlabs.co.jp」でサーバーへ接続します
Connected to ftp.kddlabs.co.jp.
220-
220-Welcome to KDDI R&D Labs, INC.
220-===============================
220-
220-This ftp/http/rsync server is an unsupported service of KDDI R&D Labs,
220-INC. Use entirely at your own risk - no warranty is expressed or
220-implied. Complaints and questions should be sent to .
220-
220- ftp://ftp.ne.jp/ (ftp://ftp.kddilabs.jp/)
220- http://ftp.ne.jp/ (http://ftp.kddilabs.jp/)
220- rsync://ftp.ne.jp/ (rsync://ftp.kddilabs.jp/)
220-
220- * The connection for both IPv4 and IPv6 is available.
220-
220-Note:
220- - This Server is limited to 1 connection per a host at the same time.
220- - All transfers are logged.
220-
220- FAQ(in japanese):-) http://www.ftp.ne.jp/pr/faq.html
220-
220-
220
User (ftp.kddlabs.co.jp:(none)): anonymous　←「anonymous」と入力します
331 Please specify the password.
Password:　←あなたのメールアドレスを入力してください
230 Login successful. Have fun.
ftp> cd /01/Linux/packages/fedora/core/1/i386/iso　←「cd」 コマンドでディレクトリを移動します
ftp> pwd　←「pwd」コマンドで現在のディレクトリを確認します
257 "/01/Linux/packages/fedora/core/1/i386/iso"　← 「/01/Linux/packages/fedora/core/1/i386/iso」であればOK
250 Directory successfully changed.
ftp> ls　←ファイルを表示させます
200 PORT command successful. Consider using PASV.
150 Here comes the directory listing.
MD5SUM
yarrow-SRPMS-disc1.iso
yarrow-SRPMS-disc2.iso
yarrow-SRPMS-disc3.iso
yarrow-i386-disc1.iso　　　←ファイルが表示されます
yarrow-i386-disc2.iso
yarrow-i386-disc3.iso
226 Directory send OK.
ftp: 149 bytes received in 0.00Seconds 149000.00Kbytes/sec.
ftp> bin　←「バイナリモード」でダウンロードするので「bin」と入力します
200 Switching to Binary mode.
ftp> ha　←ダウンロードの進捗がわかるように「ha」と入力します
Hash mark printing On ftp: (2048 bytes/hash mark) .
ftp> mget yarrow-i386*　←ダウンロードするファイルが３つあるので「mget」コマンドで 「yarrow-i386*」を入力します
mget yarrow-i386-disc1.iso? y　←ファイルのダウンロード確認がでますので「y」を入力します
###########################################################
###########################################################
################################
226 File send OK.
ftp: 660340736 bytes received in 1912.65Seconds 345.25Kbytes/sec.
mget yarrow-i386-disc2.iso? y　←ファイルのダウンロード確認がでますので「y」を入力します
###########################################################
###########################################################
################################
226 File send OK.
ftp: 667516928 bytes received in 1414.03Seconds 472.07Kbytes/sec.
mget yarrow-i386-disc3.iso? y　←ファイルのダウンロード確認がでますので「y」を入力します
###########################################################
###########################################################
################################
226 File send OK.
ftp: 645464064 bytes received in 1338.52Seconds 482.22Kbytes/sec.
ftp>bye　←「bye」コマンドでサーバーとの接続を切ります
C:\down>exit　←「exit」コマンドでコマンドプロンプトを終了します

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３．ISOイメージをCDに焼こう

ISOイメージをライティングできるソフトであれば、なんでもＯＫです。
人それぞれ、ライティングソフトは違うと思いますので、あまり詳しくは説明しませんが
私の場合は「Nero Express」を使いました。

yarrow-i386-disc1.iso
yarrow-i386-disc2.iso
yarrow-i386-disc3.iso

をそれぞれCDにライティングします

４．作ったCDがLinuxのインストールCDになっているか確認する

作ったCDをCDドライブに入れ、インストールしたいサーバー、パソコンを起動します。
うまくいくと下のような画面が表示されます。

もし、表示されない場合は、インストールしたサーバーやパソコンがCDブートに
なっていない可能性があります。

その場合は、BIOSの設定を変更して、CDから起動するようにしてください。
(BIOSの設定はパソコンや、サーバーによって違いますので、持っている説明書
を確認してくださいね)

だた、今回ダウンロードからCDをつくるところまで紹介しましたが、やっぱり面倒ですね。
私のネット環境はADSLの24Mタイプなのですが、ダウンロードだけで1時間30分
掛かりました。

その後にCDをつくる作業をしていますので、全部で2時間30分くらい掛かっています。
経験的には、体験しておいた方が良いとはおもいますが、はじめてLinuxをはじめる方
にはオススメしません。

このあとのインストール作業のことなどを考えると、本を買ってきてLinuxをはじめる方
がぜんぜん良いと思いますよ。

私のオススメの本はこちらで紹介しています。