09.ソースコードでインストールしたソフトの削除方法
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rpmもソースコードも、どちらも、ソフトウェアをインストールするための形態です。でもなんで、インストールする方法が2つあるのでしょうか?
そもそも、rpmインストールとソースコードインストールの違いってなんなのでしょうか?あなたはしってますか?ということで、今回は、rpmとソースコードのインストールの違いをご紹介します!
■rpm
Redhat社が考案した、ソフトウェアを管理するための技術方式です。パッケージと言うバイナリ形式のファイルで色々なソフトウェアを管理します。「rpm」というコマンドを使って、ソフトウェアのインストール、アンインストール、バージョンの確認などをすることができます。
rpmパッケージでインストールしたソフトの削除は
「rpm -e パッケージ名」
と入力すればできます。でも、ソースコードでインストールしたソフトの削除方法はどうしたらよいのでしょうか?
基本的にUNIXの考え方としては、一度インストールしたソフトは削除しないという考え方があるようです。ですので、UNIXをもとに派生したLinuxも例外なくこの考え方を取り入れています。
Windowsのように「アプリケーションの追加・削除」からクリックひとつでソフトが削除できるということはありません。
ここで、紹介している方法をやってみてダメなら、素直にあきらめることをオススメします。(あまり、後ろ向きなことは言いたくないのですが・・・)
先ほども書きましたが、Linuxも一度インストールしたソフトは削除しない考えで作られていますので、下手にファイルを削除してしまうとシステム全体にどんな影響がでるかわからないのであまりオススメしません。
以前、ソフトをインストールした際、
# make install
https://linux-topics.com/setting/setting/003-apache/03-apache.htm
と実行しました。
この「make」ファイル内に「uninstall」という行があれば、削除は可能ですがこれがない場合は、そのソフトはアンインストールしないように作られてるソフト
ですので、あきらめるほうが懸命です。
実際のコマンドは次のようになります。解凍したソースコードディレクトリに移動してから実行します。
# make uninstall
ちなみに、前回インストールしたApacheで実行したらエラーになりました。そのソフトの「Makefile」によって、アンインストールできたり、できなかったりします。
「uninstall」という行がない場合でも、削除する方法はあるのですが、それには「Makefile」ファイルの中身を理解して、どのような処理をしているのかを理解する必要があります。これは、上級者向けのないようになってしまいシェルスクリプトが読めないといけないので、今回は取り上げません。
どうしても、アンインストールしたい場合は、Makefileの中身を見てファイルをひとつ一つ削除するしかありません。
# more Makefile
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