11.ポートってなに?
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Linuxをはじめて、ポートという言葉を初めて聞いたという方は多いのではないでしょうか?あなたも一度は聞いたことがあると思います。
普段パソコンを使っていても、ポートというのを意識する必要が無いからなじみがないと思いますが、私たちは普段からポートを使っています。
たとえば、ブラウザでインターネットをしているとき、メールソフトで送受信をしたとき、TelnetやFTPをつかっているとき、ネットワークを介して何かしらの処理をするときには、必ずポートは必要なものなんです。
ポートとは、一言でいうと「出入り口」です。
ネットワークでサーバーにアクセスするとき、必ずこのポートを通って処理を行うから、こう表現したのですがポートには番号があって、0から65535がつかわれます。
たとえば、あなたがブラウザをつかって、大好きなサイトにアクセスしたとします。そのときブラウザはサーバーの「80」番ポートを通って、ホームページデータを取得します。FTPでファイルを送受信する時には「21」番ポート、telnetでは「25」番ポートをつかいます。
1台のサーバーでWebサーバーや、メールサーバーが構築できるのは、このポート番号が違うからです。同じIPアドレスでも、ポート番号が違うことでサーバーは提供するサービスを間違えることなく処理しています。
簡単に例を挙げて説明すると、サーバーが「家」だとします。ポートは「窓」になります。そして、その窓ひとつひとつを決まった人だけが通ることができる(そんな家イヤですが・・・(笑)強引ですか??)という仕組みになっています。
だから、使わないポートを開けておくというのは、家の使わない窓を開けっぱなしにしておくのと同じ状態なのです。決まった人だけがそこを通れば問題はないのですが、たまに、おかしな人がそこを通ると大変なことになります。
おかしな人とは、クラッカーやウィルスといったものになります。そうゆうものから、身を守るために、使わないポートは閉じておく必要があると言われるわけです。
このポート番号はある程度決められています。
下に代表的なものをご紹介します。
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ポート番号 プロトコル サービス
21 ftp ファイル転送(コントロール)
22 ssh シェル:SSH(セキュア)
23 telnet シェル:telnet
25 smtp メール送受信:SMTP
80 http WWW
110 pop3 メール受信(POP)
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ポートはサーバーがサービスを提供するうえで欠かすことのできないものですが、必要のないポートに関しては、必ず閉じるようにしましょう!
この辺の設定はLinuxをインストールした時のセキュリティー設定にも関係してきますが、インストール後にポートを開いたり、閉じたりすることができるので、自分で管理してくださいね。
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