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iBurst

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「iBurst」。IP電話や映像配信などブロードバンドならではの常時接続サービスを、いつでもどこでも利用できる無線通信で実現することで、自宅や屋外という場所にとらわれない利用シーンの実現が期待されています。

iBurstとは

iBurstは電子メールやWeb閲覧はもちろんIP電話や映像配信など、通常インターネットを利用するには困らない1Mbpsという速度を維持しつつ、携帯電話やPHSのようにどこでも使える環境が実現する無線通信技術。時速100kmで移動中でも通信が途切れることがないようにする「ハンドオーバー」により、安定的な通信が必要とされるIP電話としても利用が想定されている。

3G携帯電話のような自由度の高い利用エリアや移動性を確保しつつ、ADSLのような通信速度や常時接続といったメリットを実現する技術として注目されている。

iBurstは800MHz?2.5GHzの周波数帯で無線データ通信を行うように設計されており、１ユーザーあたりのスループット（実行通信速度）が1Mbpsに達するように、１基地局あたり、下りで24Mbpsの通信速度を確保している。IP技術を使用しているため、大容量の映像や音楽を配信することはもちろん、QoS(Quality of Service)の実現によりIP電話の利用も可能だ。

　しかし、iBurstで利用を想定している800MHz?2.5GHzの周波数帯を日本で利用するためには、法的な認可が必要となる。そのため直ちにサービスを始めることができないというのが現状だ。

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