従来、同一敷地内のネットワークはLAN、離れた拠点を結ぶネットワークはWANと、企業内のネットワーク・インフラは完全に住み分けがなされていたが、今は状況が変わりつつある。イーサネット技術がインターネットアクセスやMANで利用できるようになり、企業ネットワーク・インフラのすべてをイーサネットで統一することが可能になった。その背景には、企業ネットワークのブロードバンド化に対するニーズや、高速なイーサネット規格の標準化が進んだことなどが挙げられる。ネットワーク機器ベンダー各社は、昨年末から今年初夏にかけて10ギガビット・イーサネット対応製品を市場に投入しはじめており、通信市場はこの夏からヒートアップしそうである。 |
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